ドイツのアウグスブルグ市にある植物園には、素晴らしい日本庭園があります。長浜市とアウグスブルグ市が姉妹都市で、その関係で植物園の庭師の「ウルリッヒ・モーリッツ・アドリアン」君がインターンとして日本庭園を学びにうちにやってきました。
通訳の山口さんを交えながら、剪定について熱く解説したんですが、理論的な話はすんなりと理解してくれたので、流石はドイツ!って感じです。でも、問題は、以前に僕がドイツで剪定を教えに行ってきた時にぶち当たった壁なんですが、気候の違いによる生育スピードの問題です。ドイツは、北海道より寒く植物の生育が非常に遅い!剪定理論の構築が、いかに成長を抑えるかに重点を置いてますが、逆に向こうはいかに元気に成長させるかが鍵になるかと思います。ここの違いを伝えたかったのですが、一週間だけだったのでどこまで伝えられたのかが不安です。でも、基本はすぐに掴んでくれたので、あとは本人の修行次第かと思います。
この後、京都の加藤造園さんのところにも行くそうです。日本庭園を学んでドイツで広めてくださいね!