去年あたりからプロの間でもちょこちょこと普及してきたバッテリーのバリカンです。
エンジン式のバリカンは、昔からあって公共事業など大規模な刈込みが必要な時に使ってました。
エンジン式のメリットは、パワフルで素早く作業が出来るって事と、ガソリンを補充するだけでいいのでどこでも使用できるってところが強みです。デメリットとしては、重いので長時間振り回すのは大変って事と、騒音の問題って事などがあります。あと昔から存在していましたが、あまり普及していなかったのが有線の電動バリカンです。音も静かである程度の切れ味もあるので優秀な商品でしたが、屋外でコードを取り扱う大変さと、切断しまくる弱点がありプロとしてあまり使う機会はありませんでした。そこで最近登場したのが、バッテリー式のバリカンです。リチウムバッテリーとモーターの進化で、小型で軽く取り回しの簡単なバリカンが実現しました。18vの6A のバッテリーなら2時間程度使っても大丈夫なので、予備のバッテリーを持っていれば一日分の作業をカバーすることも可能です。この商品の登場で、去年は両手大バサミをほぼ使わなかったです。そして、作業時間と疲労を減少しました。夏の剪定作業は地味につらいものがありましたが、翌日の疲労感がかなり減らすことが出来ました!使用上の注意としては、マメな注油と刃砥ぎをしなければならないって事があります。あと太い枝を無理に切ると内部にダメージが蓄積して壊れやすくなるって事です。今までの実績としては、1日2時間×100日使用で本体が壊れる感じです。電動バリカンはとにかく耐久力に問題があります。ですが、個人で使用する方は、耐久力の限界に到達するほどの使用は無いかと思うので大丈夫かと思います。もう一つの問題は、バッテリーが高すぎるって事です。本体が1万程度なのにバッテリーが1.3万円程度します!@_@; でも一度楽に慣れてしまうともう戻れません。導入に悩んでいるプロの方がいれば一度使ってみてください。