【家族のための庭】

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ハンティングチェアを作ってみた

春が待ち遠しいこの頃ですが、外に出て遊びに行きたいです。
暇なんでキャンプ事情を調べてみると道具の進化や、キャンプ場の進化などアウトドアを取り巻く環境はだいぶ変わってますね。グランピングなんてのも流行ってますね。一人一泊2万円ってのも珍しくありません!うーん凄いですね。
みんな野生に帰りたいのか!

そんな中で、最近気になっているのが「ブッシュクラフト」なるものです。
なんだかワイルドな響きです。

それだけで妄想が広がりそうですが、ウィキペディア先生に詳しいことを聞いてみると、「ブッシュクラフト(英語:Bushcraft)とは、森林等の自然環境の中における『生活の知恵』の総称であり、その行為や技術をそう呼ぶ。 サバイバルとブッシュクラフトは行為が似ているが、その相対的な区別として、サバイバルは『帰還』を目的とし、ブッシュクラフトは『生活』を目的としている。」だそうです。

画像で検索すると、世捨て人たちが森で一人でたたずむ画像が出てくるちょっとカオスな世界です。便利と快適と高級品に囲まれたキャンプも、お金があればいつかしたいものですが、トムソーヤの世界観も捨てがたいものがあります。そんな永遠の男子の心を持つおじさんとしては、ちょっと参戦するために道具を作ってみようと思います。

それは、折りたたみの三脚イス!

このイスはなんと、革の部分だけで持ち運んで現場にころがってる枝を紐で縛るだけで、イスになるって代物です。革から作ってみたので簡単にレポートさせてもらいます。

今回使用する革です。昔に買った端切れ一箱¥3,000の格安セットからそれっぽい革をチョイス。
強度的に不足してるんで耐久性はかなり落ちます。折りたたんで持ち運べるように携帯性を優先させたってことで。

簡単な型紙を作って材料を切りました。サイズは革に合わせてあります。
(これ以上でかいのは無理でした。もう2cm程度大きくてもいいかもしれません。)
今回のは一辺が28cm程度の三角形です。細かなサイズは、足になる枝でどうにでもなるので、自分用なら多少荒くても大丈夫かと思います。

革の端から均等な痕を付ける道具その名も「ネジ捻」です。ねじねんじって読んでしまいそうですが、「ねじねん」って関西弁みたいな読み方です。
これで、縫い目ラインの位置を割り付けます。
けっこう雑な仕事してますが試作品なんでご愛嬌!

革は硬いので、普通の針と糸が通りません。
なんで先回りして革に穴を開ける必要があるんです。結構これ大変です。

でも、便利道具を持ってます。菱目パンチです!
普通はポンチ見たいなのでハンマーで叩いて穴を開けるんですが、音が凄いんで家でやるにはタイミングが難しいです。
これなら無音でいつでも気が向いた時に出来るんで、愛用してます。

革って変な縫い方します。糸の両側に針をつけて、交差しながら縫っていきます。結構地道な作業なんです。
ちまちまちまっとさっき空けた穴に糸を通していきます。
でもはまると無心で作業できるので、調子のいい時は結構はかどります。

そんなこんなで完成です。
ここまでで思いついて道具の準備と制作を含めて3時間くらいの作業でちょうどいい達成感に包まれています。
こまかなサイズは気にしなくてもいいのと、縫い目も単純なんで急げば

裏側が汚いですが、気にしない。

足を拾ってきました。庭のもみじさんありがとう!

組立てです。紐で縛る部分は、本来はしっかりと作りこまないといけないんですが、仮ってことで今回は略式です。

普段はこんな感じで折りたたんでおけます。
ナイフさえ持っていれば、これがあればいつでもイスが作れます!
今回の作品は、実用性よりインスタ映えを狙ったフォトジェニックな作品なんでこれでOKとします。

また使用レポートを上げますんで今後ともよろしくお願いします。

ハンティングチェアを作ってみた
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