【家族のための庭】

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キャンプの季節到来

キャンプの季節がやってきました。庭キャンの普及を進める者として、庭でキャンプしなければならないような気がしますが、自宅でキャンプをしているだけでは、世界が狭くなっていくだけなので、キャンプ場にもよく行きます。キャンプ場と庭の違いや使用感や現場での流行などの調査や自作ギアなどの実験など、色々とやっています。

ということで、今回の記事では、新しくテントを購入したので、レビューとテントについて書いてみます。

我が家のテントは、最初は、コールマンの普通のテントを使っていたのですが、ポールが折れるなどの故障により、次は、ニュートラルアウトドアのワンポールテントを使っていました。そして、庭でキャンプする用に、アマゾンでポップアップテントを入手しました。

ポップアップテント

ガッツリとキャンプする時はワンポールテントで、気軽に近所に出かける時や庭で使うときなんかは↑のポップアップテントを使っています。ですが、子供たちが大きくなってきたので、テントが狭くなる問題が発生してしまいました。そこで、自分たちのキャンプスタイルに合う理想のテント探しの流浪の旅が1年ほど続き、ついに出会いました!スポーツ用品店のヒマラヤが出しているPBブランドのビジョンピークスのクワトロアーチ2ルームテント+RFです。2020年の名古屋で開かれたフィールドスタイルで出品されているテントの中で、大きさや機能や価格など自分たちの求めているものがすべて揃っているものがコレだったんです。

2ルームテント

ネットでの抽選には落ちたので、岐阜の本店の先行販売に夜中から並んで買ってきました。琵琶湖のほとりで試し張りしてきたときの画像です。最近流行のトンネル型のテントで、特徴は巨大なフライシートです。フライシートの横が長く、伸ばすとそのままタープになるんです。これで、雨の日でも隙間が無い快適な空間とサイトに張り巡らされるロープともおさらばできるようになります。そして組み立てもすごく簡単です。

テントの試し張りをタイムラプス撮影した動画です。ワンポールやワンタッチテントなどに慣れてしまっている自分では、少し勝手がわからず無駄な動きが多いですが、20分程度で完成しました。実際にまだ使っていないので、使用感についてはレビューできませんが、色々と触った感じではやはりいいです。キャンプは、不便な環境に出かけるので、少しでも快適な空間を作るために道具には少し気合を入れたほうが、実際の現場での感想が全く違うものになります。これは、庭でキャンプする時にも共通します。不便だからこそ工夫する。自分で不便を克服して快適な空間を手に入れる行為は、たぶん、巣作りに近い感覚があるのかもしれません。なんかよくわかりませんが、深い所からの満足感があります。なんか浪漫があるんです。

買ってきた道具を組み立ててるだけだろ!と突っ込みがあるかもしれませんが、ごもっともです。本来は、ブッシュクラフトに近いようなキャンプがいいのかもしれませんが、家族旅行では逆に現実味が無いです。ツライ現実世界より少し甘い仮想世界の方がいいように、少しぐらいは文明に頼ったらいい気はします。

ということで、新しいテントを入手したからうれしくて記事を書きましたが、最後は、庭キャンにおけるテントについて書いておきたいと思います。田舎の人なんかは、どんなテントでも張れるような広い庭があったりしますが、普通の人はそんな余裕は無い人が多いかと思います。そこで、オススメするのが先ほど紹介したポップアップテントです。このテントの最大の特徴は、設営と撤収が一瞬で終わるということです。撤収は少し慣れが必要ですが、設営は10秒かかりません。袋から出したらすぐに広がって完成します。天気のいい週末に気分が向いたらすぐできるという「気軽さ」が最大の特徴です。めんどくさいとやる気出ませんもんね。子供たちはテントを出すだけで喜んでくれるので、すごく助かります。簡単だけど、効果抜群の家族サービスができます。大きさや形は色々とあって、次々と新製品も出てきています。まずは、アマゾンで検索してみてはいかがでしょうか。

庭でキャンプするのはハードルが高いとお考えの人も多いかと思いますが、やってみると意外といいもんです。非日常感満載です。
Let’s enjoy庭キャン!

追記 クアトロアーチで検索してくれる人が多いようですので、3回ほど春キャンプをした状態でのレビューを上げたいと思います。
設置は、構造が簡単なのでサクッと設営できます。でも、丁寧に全て完了させるまで30分は見ておいた方がいいかと思います。位置の調整など手間を喰う作業があるので、最低でも20分以上は必要です。
収納は、袋が大きめなので適当に畳んでも収納できるので楽です。
テントが大きいので、それなりの大きさになってしまいます。保管場所にゆとりが無い人は、丁寧に畳んであげると買った時の1割り増しぐらいで畳めます。(うちは、適当なので3割り増しぐらいになってます。)
重さは重いです!でも、ポールと布の収納袋が別々なので、女性の方でも運べます。

つづいては、使用感のレビューですが、とにかく広く使えるので満足です!
テント自体が大きい事もあるのですが、テントと一体化したタープの存在によりかなり広い場所が確保できます。キャンプをしていてかなり邪魔な存在が、タープなどを固定するためのロープです。子供は幾度となくコケています。ロープを張るとその周囲は使えない場所になってしまうんですが、一体化しているので最小限のペグで済みます。居住空間に無数のトラップが潜む危険が無くなる効果が大きくて、実用的な面積が大幅に広がります。これがかなり大きいです。子供とかペグに向かってコケたらどうするんだろう?とか思ってしまうので、不安が解消される心理的な快適性が上がるのも大きいです。
ですが、フライシートとタープが一体化していますので、強風時に風を持ってしまうので不安があります。耐風テストとかすれば安心できるんでしょうけど、心配性なので風が強い時は収納しています。ペグを残しておけば、すぐに張り直せるのであまり苦ではないです。収納と展開は、各1分ぐらいで終わります。

広い居住スペースの確保は、何をするにも快適です。そして、高さも十分あるんで窮屈さを感じる事が無いです。(180㎝も身長があるんで、出来るだけ大きい方がいいってのも、これを選んだ理由です。)インナーテントも大人4人が十分寝られる広さがあります。インフレ―タ―マットを4枚並べても少し余裕があるので、着替え程度の荷物なら置くことができます。他の荷物を置くと狭くなりますが、ツールームテントなんでリビングエリアにも置けるので、工夫次第でどうにかなります。
インナーテントですが、春にキャンプしたんですがけっこう結露します。ツールームテントの宿命だと思いますので、結露が嫌なら寒くても換気が必要です。
収納ポケットが各所にあったり、ベンチレーターもあるし、虫防止のスカートがあるなど必要な機能は十分に備わっています。トンネルテントの特徴でもある広い開口部もありますので、換気機能も高いです。色々な基本性能には満足です。暑さに対してのレビューはできませんが、まぁ夏はどんなテントでも暑くなります。大きな開口部を活かしてマキタの扇風機を有効活用していただくのがいいかと思います。

あと、見た目です。最近トンネル型のテントが増えてきましたが、その中でも埋もれない個性があるのでいいのではないでしょうか。この記事を読んでいる人は、たぶん、キャンプにはまっている人かつ映えを気にする人かと思いますので、そんな視点から書いてみます。色は落ち着いたカラーで汎用性が高く周囲と調和します。高い居住性を活かしたレイアウトで個性を出すって感じで運用するのが正解な気がします。使い勝手を配慮したゆったりレイアウトが出来るのがいいです。
独立したタープの様に開放感が無いので、混雑したサイトの中でも場を演出しやすいです。撮影しようと思うとキャンプが楽しめないので撮影していませんが、そのうちインスタとかに上げますんでよろしくです。

価格は、6.8万円とPBにしては強気の値段設定ですが、タープ兼用ですのでテント5.8万+タープ1万円と考えて、品質も高いのでコスパは優秀だと思います。現在(2021年5月)メルカリで10万前後で売ってますが、その価格帯だと他のテントが選択肢に入ってくるのでどうかな~~って所です。大量に販売されて6万切るような状況になる事があれば、迷う必要はないかと思います。問題は、販売数があまりにも少ないって事です。

皆様に、素敵な出会いがありますように。

2ルームテント
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