今日はトリマーの話をしたいと思います。

庭師なら剪定ばさみと梯子を持ってのんびりと風情のある仕事をして~~なんて話はもう一昔前の話です。
最近は、限られた予算と時間でどこまで出来るのかのみが求められて、多くの庭師を雇ってるのが金持ちのステータスなんてことは無くなりました。今から考えるとすごい時代だったよな~と思ったりするんですが、仕事先に行くとお客様の方がお礼を言うのが当たり前で職人は仕事してやった!って感じだったんです。今でも植木屋は昼食になると、座敷に上げてもらいもてなしてくださる所がありますが、お気持ちだけ頂いてお断りさせていただいています。

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そんなこんなで一部の職人の中で、庭師はエンジンやモーターを使う事は風情が無い使う奴は二流の職人なんて烙印を押す人が居ますが、そんな時代はもう終わりました。(そんな仕事は人間国宝とかに任せて置けばいいのです)重要なのはコストパフォーマンスなのです。
そこで登場したのが、トリマーやバリカンと呼ばれる刈込み道具です。エンジン式のバリカンは前から普及しており、公共事業などやっている所では重要な道具の一つだと思います。大面積の刈込みとかでは、手で刈込みをするより倍以上のスピードで出来て、仕上がりも綺麗にできます。
最近良く見かけるようになってきた電動バリカンですが、前はメーカーもやる気が無かったのかイマイチでしたけど、最近はラインナップが増えて刃もプロが使っても耐えられるものも出るようになってきました。職人が使っても、仕上がり具合や刈込み速度は満足できる水準なので大バサミに疲れた人はぜひ使ってみてください。

メリット
・早い
・楽
・綺麗

デメリット
・風情が無い
・大きな葉は綺麗に切れない
・刈込み過ぎてしまう
・電源コードを切ってしまう

当社もエンジン式は前から使っていましたが、去年から有線の電動バリカンとバッテリー式のバリカンを導入しました。バッテリー式のバリカンは便利なんですが馬力が足りないのとバッテリーの持ちがイマイチなのが難点です。あと重いのも難点ですね。メーカーさんがもう少し使えるものを出してくれるといいのですが、希望としては刃渡りは小型でいいので、高容量のバッテリーと高出力モーターで高耐久の刃の製品が欲しいところです。(現状の小型はオモチャレベルの粗悪品です)

メーカーさんの開発方針なのか小型はオモチャ程度で大型ほど高性能になる傾向があるのですが、大型なんて実際は取り回しが悪いからカタログスペックだけの非実用品なんで、小型から中型の使い勝手がいいサイズで高性能の商品を作って欲しい所です。

マキ/オッコ/ツツジの葉の細かい刈込みには無敵に近い性能を発揮します。
アカメガシなどの大きな葉は、切り口が汚いし太い枝が混じるのでイマイチな仕上がりです。大バサミでもそこそこの速度が出るんで大バサミで仕上げてる状況です。