植木屋の一番使う道具のハサミのご紹介をしようかと思います。

和バサミ
・和鋏
昔ながらの植木屋だと和バサミを使っている所があります。和バサミの特徴はあの独特の形状と両刃だと思います。
チンチンと切った時の音が植木屋の粋な所だという方もいますが、両刃のハサミなのに太い枝も切れるし、先が細くなっているので枝の込み合った所に入って行くので使い勝手はいいです。

ですが最近和バサミを使っている職人さんは減りました。理由は、割高で慣れるまで手の皮が剥けたり動きが拘束されたりなどと不便な所でしょう。それでも少し前までは、職人の拘りとして昔ながらの道具を使っている人もいましたが、便利な道具を使い仕事をいかに早く終わらせるかに主眼が置かれて風情なんて事は言っている余裕はなくなったというのが実情です。(写真は使わなくなって久しい奴なんでだいぶ錆びてます。)

 

剪定ばさみ

・剪定鋏
赤と白のグリップが特徴的な、岡恒というメーカーのハサミを使っている職人さんが多いです。
剪定鋏は様々な種類があり、両刃に片刃や細いのから大きい物まで様々で職人なら何種類か持っています。
簡単に解説すると、小さな鋏は簡単に切れる物用で大きい鋏は太い枝を切る用です。また両刃と片刃の違いがあり、両刃は両側が刃なので切り口が綺麗に切れるのですが、力を入れるには刃が弱いので細い枝など用で、片刃は片方が刃でもう片側は受けで力が入りやすいので太い枝を切るときに使います。
剪定鋏

両刃と片刃
手前が片刃で奥が両刃の鋏です。(個人的な好みで小さい鋏を良く使います。細かい所まで仕事が出来るのでお気に入りなんですが、繊細なんで太い枝を切ったり耐久性が無かったりするデメリットも)